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外国人採用で求人条件を変えるとき|候補者への再提示と版管理

募集開始後に給与や勤務地が変わっても、紹介会社には旧条件、面接担当には新条件という状態が残ると、候補者は何を基準に判断すればよいか分かりません。変更箇所を一枚にまとめ、同じ版を関係者へ渡すところから整理します。

求人条件を変える予定の企業様へ。日本在住の外国人材の紹介依頼について、旧求人票と変更したい条件から相談できます。

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先に押さえる判断

求人条件を変更・特定するときは、変更内容を明示し、当初の労働条件との差が分かるように説明します。採用担当のメモだけを更新して完了にせず、紹介会社、面接担当、候補者の間で新しい条件が共有されたか確認してください。変更内容は労働契約を締結する前に再明示します。内定時に契約が成立する場合は、その成立前の説明が必要であり、入社直前まで待つ運用にはしません。

差分表には、旧条件、新条件、適用予定日、変更理由、説明した相手と日時を記録します。これは法定様式と称するものではなく、説明の抜けを防ぐための実務上の提案です。「給与を見直した」の一文で済ませず、基本給、手当、固定残業代など、候補者の判断に関係する部分を分けます。

応募前の一般的な求人票、面接後に特定した配属、最終的な労働条件通知書を別々に保存すると、どこで説明が変わったかを追いやすくなります。候補者が理解できる言語や平易な日本語で説明し、質問が残った場合は未解決欄を設けます。理解や承諾を一方的に推定しないことが大切です。

確認シート

表は左右にスクロールすると、すべての列を確認できます。

分ける項目確認すること残す資料・回答
変更した条件給与・勤務地・業務・時間等の旧版と新版差分と版の日付
説明する相手候補者・紹介会社・面接担当・現場配布先と説明日時
未解決事項候補者の質問と確認担当回答予定と最終提示版

進め方

  1. 採用条件を変更する担当者を決め、変更箇所を差分表にまとめる。
  2. 紹介会社と面接担当へ同じ版を共有し、候補者へ比較できる書面等で説明する。
  3. 質問への回答を反映し、労働契約締結前(内定時に契約が成立する場合はその前)に変更条件を再明示する。入社準備の段階でも正式書面との一致を再点検する。

伝える文例

今回変わったのは勤務地と始業時刻です。旧条件と並べた表をお送りしますので、不明な点を確認してからご判断ください。

思い込みを避ける

求人ページの修正だけで、既に応募している候補者への説明を省かないでください。また、変更を伝える義務と、成立済みの労働契約を変更できるかは別の問題です。契約成立後の変更や紛争は、個別に適切な専門家へ確認が必要です。

よくある質問

採用担当の管理表を直せば十分ですか?

十分とはいえません。候補者への適切な再明示と、関係者への同じ版の共有が必要です。

候補者が日本語で『はい』と言えば理解済みですか?

そう決めつけず、重要な変更点を理解できる方法で説明し、質問の機会を設けます。

まだ新条件が一部未定でも相談できますか?

相談できます。確定事項と未確定事項を分け、候補者に何を約束できるかから整理します。

株式会社TreeGlobalPartnersは、日本在住の外国人材の職業紹介を行います。海外在住者の招へい、建設分野の求人紹介は取り扱っていません。

確認した一次資料・公式情報

  1. e-Gov:職業安定法(現行条文)
  2. e-Gov:職業安定法施行規則(現行条文)
  3. 厚生労働省:2024年4月からの募集時の労働条件明示
  4. 厚生労働省:外国人労働者の雇用管理に関する指針
  5. TreeGlobalPartners:利用規約

本文は表示した情報確認日に取得した公式資料と、採用条件を整理するための実務上の提案に基づきます。チェック表や文例は法定様式ではありません。個別の労務・契約・在留判断は事情により異なるため、具体的なケースについては専門家へのご相談をおすすめいたします。